人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

kyo~my life

auroraniji.exblog.jp

懲りずにオーロラを求めて、カナダ、アラスカに通っています。copyright (c)kyo~ my life all rights reserved

グリズリーの楽園

グリズリーの楽園_d0148902_20502897.jpg

ブルックス.キャンプ近くのグリズリー、
サーモンを捕ってない時は、ここで昼寝をしたり、散歩をしたりしています。

水上飛行機、発着場にも出没します。
グリズリーの楽園_d0148902_20551133.jpg

道路を歩いていたら、パークレンジャーが、私に声をかけるので、何かな?と振り向いたら、真後ろをこのグリズリーが横切りました。本当に真後ろでした。いきなり目の前に現れたら、びっくりしたでしょうが、後ろだったので、慌てずに写真に撮れました。距離、1mくらいでした。
どたどたと音を立てては走って行きました。
グリズリーの楽園_d0148902_210197.jpg


グリズリーの楽園_d0148902_212547.jpg

4匹の小熊を連れていました。4匹は非常にめずらしいそうです。
グリズリーの楽園_d0148902_2144917.jpg

人間は後ろのデッキに上がって写真を撮ります。
グリズリーの楽園_d0148902_2173945.jpg

デッキから30分程歩いて滝のある所迄行くのですが、途中でも4匹のグリズリーに出くわしました。
こういう時は、走って逃げたりせずに、熊の邪魔にならないように道をあけてあげます。

ここ、ブルックス.キャンプでは、今迄、人間が熊に襲われた事は一度もないそうです。
パークレンジャーがしっかり見張っている事や、食べ物を持って行かない、熊の目を見ない。話しながら、歩く。熊の邪魔をしない。注意点をしっかり守っていたら、いいそうです。

熊も人間がいても害のない事がわかっているようで、人間には目もくれない様です。

この場所の広大な土地に熊が、人間に邪魔されないで、アメリカ人が、何も手を加えないで、自然のままにしていると言う事が、いいのだと思います。

ここの熊は案外おとなしい動物で、割と無表情で、サーモンを捕られてもすぐあきらめて、けんかのような事をしてもすぐ終わるし、気長にあきらめないで、サーモンを捕っている姿など、私が思っていた熊とは全然違ったものでした。
グリズリーの楽園_d0148902_212499.jpg

グリズリーの楽園_d0148902_21245196.jpg
兄弟?お友達?仲良く、岸辺で遊んでいます。
この子達も2歳になると、自分でえさを捕って生きていかなければならないのですね。
知床や、カムチャッカの熊は、又違う見方をしなければならない危険な面もある熊なのでしょうね。熊が危険なのか、人間が、自然を破壊して行ったからなのか、ここ、カトマイは大昔から、かわらず、グリズリーが安心して生きて行けるところなのでしょう。
星野道夫さんは、カムチャッカ半島のグリズリーに襲われたのですから。
グリズリーの楽園_d0148902_21345530.jpg

by auroraborealisk | 2010-07-31 21:37 | Alaska,bear

by auroraborealisk