アラスカ、カトマイのグリズリー
パークレンジャーにカトマイ公園での注意点を聞かされ、バッジをいただき、やっと行動開始です。
公園内には、食べ物は絶対に持って行ってはいけません。
熊に遭遇すると、後ろ姿を見せて走ると熊が追いかけてきます。熊との距離は50m、親子熊とは100m、距離をあける事。等の注意をされます。
最小限のカメラと三脚を持っていよいよ、グリズリーに会いに行きます。
大きい蚊がブンブン飛んでいるので、虫除けネットをかぶり、虫除けスプレーをかけてもうるさい程飛んで来ます。大きさは日本の蚊の5倍ぐらいはあります。
国立公園内には、パークレンジャーがいて絶えず熊の情報を取り合っています。
熊のいる時、そこで、足止めされ、熊が近づいてくるとmove back!と、1時間でも待たされたり、後退されます。
許可が出ると、湖の橋を渡って、デッキの上に上がり、熊を探します。
デッキに上がると、熊があちこちにいて、サーモンを捕っていました。
今年は、寒くてサーモンの遡上が遅れているようで、熊も必死になって少ないサーモンを追いかけていました。
この時期冬眠からさめたグリズリーは、40%も体重が減っていて、痩せています。
7月10日前後2週間がサーモンの遡上がピークになリ、9月上旬にもう一度遡上してくるのです。
9月のサーモンは皮が真っ赤になって、川が赤くなるのだそうです。
9月には、グリズリーは丸まると太って、冬越しに備えるのだそうです。
この熊はまだ若いですね。
by auroraborealisk
| 2010-07-24 22:14
| Alaska,bear